米国の景気回復で円安ドル高強まる 懸念材料は引き続きオミクロン株(1月4日~7日)【株と為替 今週のねらい目】

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   2022年、寅年の株式市場と外国為替市場がはじまった。

   米国の景気回復を背景に、日米の金利差が拡大するとの観測が強まり、円安ドル高の傾向が強まっている。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大とともに、米国の経済指標の動向には要注意。

   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 年始は円安ドル高でスタート?(写真はイメージ)
    年始は円安ドル高でスタート?(写真はイメージ)
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東京株式市場 日経平均株価、強含みでスタートか

日経平均株価予想レンジ:2万8400円~2万9500円

2021年12月30日(木) 終値 2万8791円71銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、上値を試す展開か。

   前週の日経平均株価は、21年間では3年連続の上昇となったが、2万9000円台を回復できずに取引を終えた。年末年始で取引参加者が減少するなか、年内にポジションを閉じる動きが、相場の上値を重くした。

   今週の日経平均株価は、いったんは上値を試す展開になりそうだ。年末年始の休場中に、米国市場の取引で日経平均先物が2万9100円台に上昇しており、年明けの東京市場も強い含みでのスタートとなりそう。

   ただ、基本的には新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の動向に左右されるという構図に変化はなく、引き続き、注意が必要。米国の経済指標の発表が相次ぐことから注目だ。

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