50代から必要なのは長期的な視点
すぐそばにある困難や大変な出来事に対して、私たちは危機感を感じますよね。しかし、すぐそばに迫ってきていない心配事に対しては、「まだ先のことだから」と危機感が薄まってしまうものです。これは最終日に慌てて宿題をやる、夏休みの宿題に似ていますよね。
これからの将来に対して「自分は大丈夫」「なんとかなるだろう」では「なんとかならない」時代になってきました。「このままの状態で過ごしたら10年後、20年後はどうなるか」「これから先の人生にはどんなことがリスクになるか」と現実から目を背けないことも大事です。
リスクを避けるための目標でもいいと思います。常に危機感を持ち続けることは難しいと思いますが、自分の中で人生に変化を作りだすための長期的な目標は大事だと思います。Sさんも、せっかく2年前に考えた自分の人生を再度考えてみて、長期的な視点を持って目標を立ててみましょう。(ひろ子ママ)