学業の傍ら、突出した値上がりをつかんだ!
◆ まとめ
1位は、同志社大学のSYさんでした。ただ、みなさん投資系サークルに所属しているだけあり、綿密な分析や目の付けどころに光るモノが感じられました。学業の傍ら、突出した値上がりをつかみ、インデックスをはるかに上回る結果となっています。
購入した銘柄を保有したままカブ大学対抗戦の期限を迎えた銘柄は多くあります。引き続き、保有することでプラスに転じることでしょう(もちろん、下落することもありますが......)。
筆者がコメントしても仕方ないのでは? と思うほどの実力ですが、最後にちょっとだけアドバイスをさせていただければと思います。それは、必ずしも「業績が良い銘柄が上がるわけではない」ということです。海外株式市場が急落すれば、多くの個別銘柄は売られます。また、誰も気づけていないような良い銘柄を見つけても、他の誰も買わなければ株価は上がりません。
そのため、世界経済の先行きを占う主要国の金融政策や景気動向などのマクロ経済や、自身の投資する銘柄の個人投資家動向を知ることで、より投資パフォーマンスの向上につながると考えられます。
みなさんの今後の成功を、心より願っております。
半年間、おつかれさまでした。(児山将)
◆企業分析バトル カブ大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・月額200万円を投資金額の上限とするバーチャル投資です。
・投資対象は新興市場を含む、国内の上場企業の現物取引です。
・運用期限は最長で6か月。銘柄選定の最終月は10月になります。
・順位は11月末時点で、投資した銘柄(企業)の売買や配当で得た収益の騰落率で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/