【企業分析バトル2021 総合結果】さすがの目のつけどころ 「テーマ」「株式銘柄」選びは時代の波に乗って!(児山将)

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明治大は堅実に業績や資産状況を重視

株式投資の「王道」を行った慶応義塾大学のすんぴぴさん
株式投資の「王道」を行った慶応義塾大学のすんぴぴさん

◆ 専修大学 めがねちゃん 「割安株」に注目も思わぬ落とし穴に注意

   株価収益率(PER)、株価純資産倍率(PBR)を用いた割安感を分析に用いていました。業績が悪くて株価も安い会社ではなく、業績が良いのに割安な会社を選ぶことも注意していて良いと思います。ただ現在、業績が良かろうと、将来の見通しを理由に売られている場合もあります。割安なまま、安値を更新しつづける会社もあるため、損切りラインを設けるとなお良いと思います。

専修大学 めがねちゃん
頑張ります! よろしくお願いします。

◆ 慶応義塾大学 すんぴぴさん 株式投資の「王道」を行く!

   伸びている企業の主力事業を分析し、中長期スパンでの運用を前提にテクニカルで買い場を探すという投資スタンスでしょうか。大枠を把握し、詳細に落とし込み、決算から成長力を確認して押し目を拾うという株式投資の王道を感じました。

   主力事業の競合や今後の見通し、市場状況などを分析に加えると、より説得力のある内容になったかと思います。

慶應義塾大学 すんぴぴ
慶応義塾大学環境情報学部4年 周りの友だちの多くが情報系、バイオ系の研究をしているなか、元日銀審議委員の教授の下、金融政策を学んでいるマイノリティ。4つのアルバイトを掛け持ちして、年に10日もフリーな日がない。2年連続、暗号通貨バトルで優勝。今年は企業分析バトルの株式投資で優勝を狙う!

◆ 明治大学 MRさん 業績や資産状況を重視して投資

    MRさんは業績や資産の状況を重視して、売り上げや営業利益であったり、資産・負債の増減だったり、そのあたりをよく見ていました。

   配当や自社株買いといった株主還元は、利益から支払われるので、株主還元が盛んなアメリカではEPS(1株あたり利益)が特に注目される傾向にあります。

明治大学 MR
明治大学政治経済学部2年。日本株をコロナ禍で始める。基本的に短期かデイトレでの取引。特に、IPO(株式公開)に興味があり、新規IPOを調べてサークルで定期的に記事を投稿。趣味は、読書で小説は綾辻行人の「フリークス」、漫画は「キングダム」を愛読。 さらなる企業分析する力やテクニカル分析の力、記事を書く能力を身に付けることが、この大学対抗戦の目標。神奈川県出身。

◆ 北海道大学 とがぴさん 「コロナ相場」は抗体カクテルに光技術、医療機器で攻めた

   抗体カクテルや医療機器のメーカー、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の段階的縮小(テーパリング)など、「コロナ相場」の代表的テーマを中心に攻めている印象でした。不景気の状況下でも、さまざまな業界で何かしらの利益を上げますし、不景気ゆえにその業界に資金が集中する構図もあって、それが大きな投資チャンスでもあります。

   今後は世界的な高インフレと金融政策の縮小という不利な状況に向かっていきますが、オミクロン株の感染拡大などで再び「コロナ銘柄」が活況となるかもしれませんね。

北海道大学 とがぴ
北海道大学工学部3年。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに投資を始め、現在は米国株に幅広く投資している。趣味はYouTube鑑賞で米エンゼルスの大谷翔平選手の活躍をハイライトで見るのが毎朝の日課。今まで投資研究会で培ってきた知識や経験を活かせるように頑張ります!
埼玉県出身。
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