「多様性」を受け入れていく
日常的に外国人と仕事をしていたり、一緒に過ごしていたりする人は、外国人に対するバイアスが少ないと思います。日本の社会課題である「少子高齢化」と「人手不足」を解消していくためには、多様性を受け入れていく必要があります。
とはいえ、「受け入れます」と言葉、意気込みだけでは変わりません。私も含めて、外国人と接しながら慣れていくことから始めないといけないですね。
外国人へのバイアスだけでなく、自分自身の年齢に対してのバイアスも問題です。60歳になったら定年を迎え、その後は老後の生活を迎えるというのが昭和のスタンダードでした。
雇用延長制度が進み、平成、令和と年号が変わりましたが、無意識に60歳になったら定年というイメージは残り続けています。
「50歳だから新しいことは無理」
「もう50歳だから転職は遅すぎる」
など、やっぱり私たちの意識は自分の年齢に縛られてしまっています。
人生100年時代と言われながらも、50代、60代でキャリアを終えてしまうような固定観念に縛られているのです。
これは個人、一人ひとりの問題でなく、社会全体がまだそう思っていることが多いと思います。私自身も自分の年齢を考えると躊躇してしまうこともあります。ただ、少子高齢化の日本を生きていくためには、これから新しいことに挑戦していかなくてはなりません。そこで、自らの年齢に対するバイアスや、周りに対する年齢のバイアスをなくしていくことが不可欠です。
自らの年齢のバイアスを乗り越え、多様性を受け入れていける方だけが、これからも日本や世界でチャレンジできるのかもしれませんね。Kさん、頑張りましょう。(ひろ子ママ)