株価、大納会へ「お化粧買い」期待もオミクロン株の感染拡大に油断禁物(12月27日~30日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 薄商いのなか、ドル堅調

ドル・円予想レンジ:1ドル=113円00銭~115円50銭

2021年12月24日(金)終値 114円41銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、小動きか。

   前週のドル円相場は、米国の株高を背景にドルが強含みで推移した。ドルは1ドル=114円台半ばまで上昇した。

   今週のドル円相場は、小動きとなりそうだ。外国人投資家がすでにクリスマス休暇しており、市場参加者が減少。薄商いとなりそうだ。ドル堅調の背景には、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する懸念の後退がある。ただ、欧米ではオミクロン株の感染が拡大しており、油断は禁物。動向には注意が必要だろう。

   経済指標は、国内では27日に日本銀行の金融政策決定会合の「主な意見」(12月16~17日分)、28日に11月の完全失業率と有効求人倍率、鉱工業生産などが予定されている。

   海外では、31日に中国の12月の製造業PMIなどの発表が予定されている。

(鷲尾香一)

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