東京外国為替市場 薄商いのなか、ドル堅調
ドル・円予想レンジ:1ドル=113円00銭~115円50銭
2021年12月24日(金)終値 114円41銭
今週の外国為替市場でドル円相場は、小動きか。
前週のドル円相場は、米国の株高を背景にドルが強含みで推移した。ドルは1ドル=114円台半ばまで上昇した。
今週のドル円相場は、小動きとなりそうだ。外国人投資家がすでにクリスマス休暇しており、市場参加者が減少。薄商いとなりそうだ。ドル堅調の背景には、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する懸念の後退がある。ただ、欧米ではオミクロン株の感染が拡大しており、油断は禁物。動向には注意が必要だろう。
経済指標は、国内では27日に日本銀行の金融政策決定会合の「主な意見」(12月16~17日分)、28日に11月の完全失業率と有効求人倍率、鉱工業生産などが予定されている。
海外では、31日に中国の12月の製造業PMIなどの発表が予定されている。
(鷲尾香一)