50代、「お荷物」社員にならないためにはどうすればいい?【ひろ子ママの教訓 その85】

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   大きなプロジェクト、金額の大きな案件など責任が大きいほど、仕事へのやりがいを感じていたシニアの方も多いでしょう。「責任の大きさ=やりがい」という定義から一度離れてみてはいかがでしょうか。必ずしも、「責任の大きさ=会社への貢献」でもありません。

   これまでは企業自体が60歳までの雇用が当たり前だったので、会社の業績が右肩上がりに成長していない限り、雇用延長した方々への仕事をあらかじめ用意しているわけでもありません。企業も今は手探り状態で、雇用延長する方への仕事を捻出している状態だと思います。

   そこで、目の前の仕事に興味がなかったとしても、

「この仕事の目的は?」
「どうやったらその目的を果たせるのか?」

と、まずは興味を持ってみてはいかがでしょうか。

   これまで担当したことがない仕事、興味がない仕事に興味を持つことは難しいかもしれませんが、

「自分ならこの仕事をどう進めるか」
「改善点はないか」

など、考えてみると少しずつ楽しさを見つけられるのではないでしょうか。

   今のシニアに求められていることは、自分たちで新しい仕事を作りだすことなのかもしれません。これまでの社会人経験、人生経験を生かすことはできるはずです。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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