コロナ禍で前倒し発売も「絶好調」の「キリン一番搾り 糖質ゼロ」 その強さの秘密を聞いた

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ビールのおいしさを構成する「糖質」をゼロにする!?

――新しい技術を用いています。「新・糖質カット製法」と「一番搾り製法」で実現した「糖質ゼロ」の開発のポイントと腐心した点を教えてください。

今北さん「そもそもビールは麦芽の使用比率が高い分、糖質を限りなくゼロにするというのは、技術的にも簡単なことではありません。糖質自体はビールのおいしさにつながるものなのです。ビールのおいしさを構成する要素の一つである糖質をゼロにしながら、おいしさも実現させることは本当に難しかったです。
また、糖質ゼロのビールを開発するだけでなく、さらにビールならではのおいしさも追求しました。『一番搾り製法』の採用もそのこだわりの一つです。麦汁のろ過工程において、一番搾り麦汁だけを使うことで、『一番搾り』ブランドに共通する純粋さを追求した飲みやすい味わいに仕上げることができました。糖質ゼロのビールというかつてない製品を、ビールならではのおいしさには決して妥協せずつくり上げた、キリンビールのこれまでの技術の集大成が『一番搾り 糖質ゼロ』なのです」

――『一番搾り 糖質ゼロ』について、お客様からの声を教えてください。

今北さん「『ふつうのビールと変わらないおいしさ』『糖質ゼロはあまりおいしくないと思っていたが、おいしくてびっくりした』といった『一番搾り』『ビール』としてのおいしさを感じていただいている声を多数頂戴しています。
キリンの代表的な銘柄である『一番搾り』シリーズであることに安心を感じるとともに、ビール初の糖質ゼロでありながら、ビール本来の苦みや味わいを感じることができることを、評価していただいているのだと思います」

プロフィール
今北方央 (いまきた・みちお)
キリンビール株式会社 マーケティング本部
マーケティング部 ビール類カテゴリー戦略担当

2009年にキリンビール入社、 マーケティング部に配属。4年間、ビールやRTD(Ready To Drink。「開けてすぐに飲める」飲料のこと)に関するデザイン開発経験を積み、その後、新商品開発担当、RTDカテゴリー戦略担当を経て 2018 年に現職。「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を主担当。

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