そんなに遠くない!? AI時代にはベーシックインカムがセットでやってくる?【ひろ子ママの教訓 その84】

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もし、ベーシックインカムが導入されたら?

   昨今では70歳以上の方の仕事といえば、たとえば道路の交通誘導員やタクシーの運転手などが思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、2030年にはAIによって肉体労働も減るともいわれているのです。これでは本当にさまざまな仕事がなくなってしまうということです。

   さらに、日本では2025年に、団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者になり、医療費や介護費用が増えます。そして、2040年は65歳以上の高齢者が最も増えるそうですよ。Cさんも、この頃は65歳以上ですね。将来的なお金の心配も、いよいよ人ごとじゃなくなってきますね。

   ここに、Cさんの老後にベーシックインカムが導入されたら、生活が保障され心に余裕が生まれるなどのメリットが考えられます。老後は、ベーシックインカムの導入で安泰だ! と思いたいところですが、実際にベーシックインカムを導入するには国の財源の確保など、クリアしないといけない問題が盛りだくさんです。

   ベーシックインカムを期待しても、Cさんが生きているうちに導入されるかどうかなど、わかりません。楽することは考えずに、AIに代替できないスキル、たとえば「人間的な感覚・感情」「コミュニケーション」「創造力」「マネジメント(経営・管理)」などを、ぜひ鍛えておきましょう。

   生涯現役をどう生きていくか、社会全体で考えていくべき課題だと思いますが、Cさんも個人で考えていかなくてはいけませんね。

(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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