自治体婚活支援の仲人「いまは無職と言います」
また、自治体の婚活支援のボランティアをしている人からは、こんな現状報告があった。
「自治体の結婚支援のボランティア仲人をしています。登録に来られる方で、『家事手伝い』という人はいらっしゃらないです。無職でも登録はできますよ。男性のほうで、無職の女性はちょっと、となればお見合いは成立しませんので、『家事手伝い』でもよいと思いますが、実際に家事はなさっているのでしょうか?お料理が上手、家事全般を引き受けている娘さんなら専業主婦で暮らせる結婚もありますよね」
と、婚活支援の仲人の立場から、実際に娘さんが家事をやっているのかどうか、大いに気になるようだった。
同様に本当に家事をやっているのかどうか、疑問に思う人が多かった。
「私は娘さんと同じ年代です。母はいわゆるお嬢様学校卒で、母にこの投稿を見せたら、『家事手伝いなんていなかった。お手伝いさんがいるのに家事手伝いなんて何をするの? おばあちゃん(母の母)の時代なら家事手伝いはあったかもね』と言っています。これだけ家電とコンビニがそろっているのに家事手伝いってホント、何をするのでしょうか?」
こんな回答者たちの疑問に対し、投稿者は追加の投稿で、こう書いている。
「『家事手伝い』と書きましたが、料理はできません。覚える気もないようです。人との関わりが苦手で人見知りが激しく、ご近所の方に挨拶もできない子のため、結婚の前にお付き合いできるのかどうか分かりません。
(何人かの回答者が、美人なら家事手伝いで婚活できますが? と聞いたことに対し)美人タイプではありませんが、中高生の時にはモデル事務所からスカウトされたことも何度かあります。本人は興味がないようです。まずは短期のアルバイトでもいいから、働いてほしいと願っています」
投稿者の心配に対して多くの人から、「手に職を持たせよう」「むしろ家事をスキルアップさせたら」「今はそっとしておいてあげたら」というさまざまなアドバイスが寄せられた。
「美術関連の就職はそもそもハードルが高いです。学部にもよりますが、Adobeソフトや3DCAD/CGのソフトなどが使えるのであれば、派遣に登録するのはいかがでしょうか」
「『家事手伝い』なら、それはそれで徹底的にやってもらえばよいのではないでしょうか? 私の会社に入社した新入社員に、お母様から家事をいろいろ教えこまれた子とまったく何もしてこなかった子がいますが、仕事に対してもかなりスタートから差がついてしまっています」