コロナ対策の先頭に立つ知事さんの下で働きたい
興味深いのは、地方自治体の大躍進だ。東京都が15位(前年33位)に入ったのを皮切りに、福岡県47位(前年252位)、大阪府68位(前年91位)、神奈川県82位(前年204位)と軒並み順位が上昇した。101位から200位までを見ても、愛知県115位(前年229位)、京都府132位(108位)、埼玉県143位(203位)、千葉県150位(236位)、兵庫県158位(208位)が名を連ねている。
これはコロナ禍の中で、小池百合子・東京都知事や吉村洋文・大阪府知事ら各都道府県の知事が盛んにメディアに登場し、コロナ対策の先頭に立って住民に奉仕する姿勢を示したことが、自治体の仕事をわかりやすい形で学生に訴えたためとみられる。
なお、調査は2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施。最大5社までを選ぶ選択式で集計、8249人から有効回答を得た。
図表は学情の資料をもとに、J-CASTが作成した。
(福田和郎)