格安SIM「povo2.0」に乗り換えるといくらになる?
Povo2.0は9月28日にKDDIがオンライン専用料金プランとして開始した格安SIMサービスだ。ドコモから乗り換えるにはMNP予約番号を取得してドコモのSIMロック解除をする必要があった。
近所にドコモショップがあったので、一緒に来店して話をすると20分ほどで手続きが完了した。そしてスマホでpovo2.0のアプリをダウンロードして手続きを進めていくと、その日のうちに開通した。ひろこ両親のiPhone11はeSIMに対応しているのでSIMカードを郵送してもらう手間がかからない。この作業がすべてその日のうちにできたので、1日でドコモからpovo2.0への乗り換えができたことになる。この手軽さがいい。ここでpovo2.0のプラン詳細を見てみよう。
ぼくがpovo2.0に変えようと思った一番の理由が、基本使用料が0円だということだ。なんともわかりやすい。また、ぼくも含めて最近の人は、ほとんど通話はしない。したとしてもLINEの音声通話であれば通話料はかからない。ということであれば毎月かかるのは通信量のみ。ひろこパパであれば10月に使ったデータ通信が2.6GBなので、これであれば赤枠で囲ったデータ追加3GB(30日間)をトッピングするだけでいい。料金なんと990円。
改めてスマホ料金をドコモからpovo2.0に乗り換えたことで月々の支払いがどうなるかを整理してみる。ドコモの場合は10月実績で8,316円だったのがpovo2.0であれば3,850円で済むことになる。3,850円の内訳はデータ通信が同じ2.6GBなら990円でこれに端末代2,640円を加え、通話料を仮に5分とするなら220円となる。
ちなみに、ひろこ両親は2年ほど前にiPhone11にしていて分割で購入して月々2640円を払っているが、あと1年ほど払い続けると端末代すら負担がなくなる。そうなると月々のスマホ料金は3GBのデータトッピング990円と通話料220円(5分通話した場合)の1210円になる。なんとも安い!
最後に、povo2.0を実例として紹介したが格安SIMはたくさんの種類がある。どれも大きな差はないという印象。ここで伝えたいのは、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるとこれだけ月々の支払いが減ったというボリューム感だ。たった1日の作業でスマホ料金が4000円以上安くなって、それが毎月続くと思うと、何もしなければこの4000円以上のお金はドブに捨てていたのと同じだ。浮いたお金を投資に回せば、なお良しだと思う。まだ高いスマホ料金を払っている人は、ぜひ料金見直しに向けて手を動かしてはいかがか。(あっきん)