贅沢すぎる悩み「暇で時間をつぶすのが苦痛」
4位は「暇なとき」だった。こんなケースが多い。
「急いでやらなければいけない仕事がなく、代わりにやるべき仕事も見つけられない」(20歳代男性、飲食業)
「お客さんがまったく来ず、暇になって時間をつぶすのが大変なとき」(30歳代女性、接客業)
「案件がなく、暇な状態のまま日々やることがないとき」(50歳代男性、ITエンジニア)
「配達の待ち時間」「仕事が少なく暇なとき」「お客さんがいないとき」「電話がならないとき」などの回答が寄せられた。
忙しそうに働いているほかの同僚からみると、ぜいたくな悩みだが、仕事がなくて時間つぶしが苦痛になる人もいるのだ。「新しい仕事をしようにも、勝手に進められない状況だ」と、行き詰まってしまった人もいた。
5位は「目標・意義を見失ったとき」で、けっこう深刻なケースが多い。
「この仕事は本当に社会にとって必要なのか?と感じたときに、つまらない仕事だなと思う」(20歳代女性、公務員)
「目的がよくわからない仕事をしている気がする」(30歳代男性、スポーツインストラクター)
「上司の機嫌取りのために、意味のない仕事をしなければいけなくなった」(40歳代男性、研究開発)
ふと「自分がやっているのは意味のない仕事ではないか」と感じた時に、焦燥感にとらわれる。「顧客の反応を直接確認できないので、自分の仕事の意義を感じられない」という回答もあった。
なお調査は、2021年7月29日から8月12日まで、インターネットで仕事をつまらないと感じている20歳代~50歳代の男女417人に、「どんなときにつまらないと思うのか」を聞いた。