接戦となっているFX大学対抗戦 Aグループ。大学のよっては中間試験がはじまり、学園祭が開かれる多忙ななか、今週(2021年11月8日週)は首位を走る北海道大学の上田晃史さん、2位の専修大学のめがねちゃんさんが取引できずにお休み。この隙に、差を詰めたい慶応義塾大学と明治大学がどう利益を積み上げたのか――。
慶大のトリオネアさんは、引き続き、英ポンドで取引。小刻みに動く相場に「トレードするには少し難しい5日間だった」というが、ガッチリ。利益を積み上げた。明大の佐野快斗さんは、ラストスパートに向けて念入りに準備する。
運に助けられた!(慶応義塾大学 トリオネアさん)
引き続き、英ポンドに注目。もともと、先週(11月1日週)までの分析では下の図1のように水色の矢印のように動くことを予想していたが、チャネルの流れから外れずに下落の流れが続いた。その後、隙間が空いているが、一たんの値幅達成が見込めているので、反転を視野に来週からの相場を見ていきたい。
11月9日(火)
朝ごろにチャートを確認したところ、英ポンド円が良い位置にあったので、紫の矢印あたりで、売りで入った。その後、夕方まで動きを見守っていたのだがなかなか上下どちらにも方向性を見せてくれなかったのでポジションを保有したまま終えた。
11月10日(水)
夜にチャートを確認したところEMA(指数平滑移動平均線)の位置的にもこれ以上落ちるのは難しいと判断して紫の旗印付近で利益を確定した。その後に直ぐに上昇の波を形成したのだが、まったく予想しておらず、完全に運に助けられた。
11月12日(金)
深夜に下落狙いの売りでポジションを取ったが、その後の上げで損切りラインに引っかかっていたので合計2トレードで今週のトレードは終了した。小刻みな動きだったので検証にだいぶ集中しやすい1週間であったが、細かく動く分、トレードするには少し難しい5日間だった。来週の動きとしてはここから強い下落の波を作っていくのか確認しつつ上昇の波を主体に狙っていきたいと思う。
今週の損益は、プラス2万7800円
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
今期のFX大学対抗戦が始まって以来、英ポンドでうまく取引できた人が勝者となる流れになっていますね。その英ポンドは利上げを巡って大きく動いている状況。11日に発表されたGDP(国内総生産)は総じて悪く、ポンド売りが拡大。ポンドドルは昨年12月以来の安値水準にまで落ち込みました。
しかし、英雇用統計では雇用の改善となり、9月末で終了した雇用維持制度の大きな影響は出ていないことが示されました。これは大きいでしょう。求人数の増加が確認できれば、0.15%の利上げにつながる可能性があるとの声もあります。なお現在の市場は、2022年2月の利上げ開始で織り込んでいます。
11月12日現在 135万5707円