モナコインに興味津々(明治大学 akiさん)
こんにちは。akiです。
この暗号資産バトルももう少しで終わってしまうので、今まで注目していなかった通貨を中心に短期トレードを繰り返してみたいと思います。
現在、気になっているのはモナコインです。
「モナコイン(MONA)」は、純国産の仮想通貨になります。2014年、ライトコインをベースとして開発されたのがモナコインです。匿名掲示板2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)がきっかけとなって誕生しました。当時、2ちゃんねるで有名なアスキーアート(数字や記号を用いて描く絵のこと。改行を多く用いて文字記入欄に絵を作る。)であった「モナー」というキャラクターが元になっています。
開発当初はコミュニティの「投げ銭」の利用が主でしたが、対応していれば実店舗でも利用することができます。ツイキャスやPixiv、ニコニコ動画といったコミュニティで、個人情報を開示せずに投げ銭を通してクリエイターを応援ができる点から、一部の根強いファンがいます。しかし、現在、モナコインに関するプロジェクトの進行についてニュースは出ていないので長期的な保有には注意が必要です。
機能面でも注目すべき点が2点あります。一つ目はアトミックスワップが使える点です。アトミックスワップとは、異なる通貨を仲介者なしで瞬時に取引することができる技術のことです。個人間で通貨のやり取りをする際には、持ち逃げされる可能性が高く、仲介者(取引所)が必要でした。しかし、アトミックスワップを使えば、取引所を介さずともユーザー同士で安全に取引することが可能になるのです。
二つ目は、Segwitを導入している点です。Segwitとは、Segregated Witnessの略称で、取引データを縮小することでトランザクション(取引)の処理速度を上げる技術のことです。モナコインはどのコインよりも早くSegwit機能を実装しました。これにより、モナコインの「送金詰まり問題」が解消され、ビットコインのトランザクション処理に10分程度かかるところを1分で処理できてしまうモナコインは実生活で用いる通貨としても注目できるでしょう。
2つの機能をうまく使い、条件が揃えば、取引処理に時間を要する通貨の橋渡しができるので高速送金が可能になります。
今回モナコインを調べてみて、国産の仮想通貨であり、ツイキャス(ライブ配信サービス)などでも利用できるとあり、とても身近な仮想通貨だと思いました。また、機能面でも利便性に優れていると感じました。
11月22日週までは、この通貨を中心に取引したいと思います。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
モナコインは日本初の仮想通貨ということで、2017年の仮想通貨ブームでは20円から2000円まで100倍に急騰したことがありました。しかし、2018年5月には攻撃を受けブロックチェーンの買い残が行われました。これにより交換業者は、一時承認ブロックを100回にするなどの対応が取られました。その後は、DMM Bitcoinでレバレッジ取引として取り扱われたりしたものの、ここ一年は国内の交換業者での取り扱いはなく、売買代金も1日10億円を下回っている状態にあります。それでも、100~200円の安定した価格が維持されていることは、根強いファンがいる影響ではないでしょうか。
11月12日現在 1万1851円
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
11月12日現在 1万7円
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール学生投資連合USIC
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/