ビットコイン乱高下「よくあるパターン」(職業大学校 さっちんさん)
みなさん、おはようございます。さっちんです。
今週(11月8日週)は取引を行いませんでした。
今週のニュースは、またもやビットコインの価格が780万円を超えて過去最高値をたたきだしました。その前に売却をしてしまっていましたが、それ以降急激に値下がりしていたのを見る限りよくあるパターンだなと感じました。
ところで、11月14日付の新聞にスマートシティについての記事がありました。それは、現在までの国内外の主なスマートシティに関する記事で、ゆっくり確実に将来スマートシティが実現することを示唆していました。
静岡県の裾野市ではトヨタ自動車、千葉県の拍市では三井不動産、神奈川藤沢市ではパナソニックが、それぞれ企業の特性を活かして自動運転、遠隔治療、配送ロボットなどの実証実験を行っていくようです。それらはわりとニュースになっていたので知っていたのですが、長野県伊那市では昨年(2020年)から、生活必需品などをドローンが運んでいることは知りませんでした。確かに、山岳などとドローン配達はとても相性がいいと思いますし、失敗したとしても被害が小さく済みますので、実験には最適な場所だと考えられます。
また、スマートシティは巨大な収入源になることから企業にとって大きなビジネスチャンスにもなります。その影響が地価に大きく影響しました。先ほど紹介した千葉県拍市はもともと田園地帯でしたが、地価が15年間で5割も上昇しました。
今後、もっと企業が進出してくるようになれば東京や大阪などに匹敵する大きな都市として、いくつかのスマートシティが出現するようになるかもしれません。
では、また来週!
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
緩んでいたビットコインが大きく反応したのは、米消費者物価指数の発表でした。予想以上のインフレの加速に米10年債利回りが反応。利回りが急騰すると、ドル円とビットコインは吹き上がる結果となりました。株式よりも相関性が高い傾向にある米10年債利回りの動向を無視することはできないことがわかります。
また注目しておきたいのはドル円の動向です。11月18日には、114.97円を付け年初来高値を更新しました。その後は反落したものの、もし1ドル=115円を突破した際にはビットコインも大きな上昇につながる可能性があるでしょう。
11月5日現在 1万2648円