夫の引退後「会社を引き継ぎたい」妻は3.5%
また、男性経営者とその妻に、「会社の後継者が決まっているか」聞いたところ、夫は79.0%、妻は68.9%が「後継者は決まっていない」と答えた。また、経営者が「会社から引退・離脱することについて考えたことがあるか」聞いたところ、夫は50.5%が「はい」と答えたのに対して、妻は36.5%だった。
さらに、男性経営者に「経営する会社を引退・離脱した場合、社長を妻に任せたいと思うか」聞いたところ、11.5%が「はい」と回答。一方、妻に「夫が経営する会社を引退・離脱した場合、継ぎたいと思うか」聞くと、「はい」と回答したのは3.5%にとどまり、夫と比べて約8ポイントの差があった=下のグラフ参照。
男性経営者に、「経営する会社を引退・離脱した場合、社長を妻に任せられると思うか」聞いたところ、「はい」と答えたのは16.3%。妻に、「夫が経営する会社を引退・離脱した場合、社長として継ぐ能力があると思うか」との問いには、5.0%が「はい」と答えた。
このことから、妻に経営者としての能力が備わっていると考えているのは、妻よりも夫といえそうだ=下のグラフ参照。