【売却】衆院選が終わり、株式相場もどのような動きを見せるのか期待と不安に駆られつつ11月が始まりました。今回は売り記事です。9月に買い記事を出稿した、東証マザーズに上場するグローバルウェイ(3936)を売ります。
グローバルウェイは、プラットフォーム事業やセールスフォース事業、メディア事業などを展開しています。この2か月ほどで、トレーダーはほとんどの方が一度は目にしたのではないでしょうか。市場を賑わせまくった、あの銘柄です。
直近2か月で2回の株式分割
当初、私は短期での売買を考えていましたが、いつ売ればいいのやらと考えているうちにズルズルと11月になっていました。ここ数か月でストップ高を34回も記録した驚異的な銘柄。保有しているみなさんも、保有していない方も、いつ売ればいいのか、いつ入ればいいのかが、まったく読めなかったと思います。
買い記事を出した際、株式分割を行うと発表したことを見出しに挙げました。株式を分割すれば、資金の流入量が増えます。株価も上がることが多く、グローバルウェイ株は予想どおりに資金の流入量が増え、株価も大きく上昇しました。
しかし、ここで想定外の出来事が起きたのです。10月12日、11月3日を基準日として再び株式を分割すると発表したのです。私自身、これほどの短期間で株式分割を繰り返す銘柄は見たことがなかったので、株式市場にどのようなインパクトを与えるのかが非常に興味深かく思いました。
その反面、過熱感が高まりすぎたがゆえに、大幅に下落するというリスクも介在します。そのために非常に売り時が難しかったのです。
2度目の分割後の11月1日は続伸しましたが、翌2日に場中にストップ安に触れ、大陰線を形成したため、「売り」を決めました。
いくらなんでも上がりすぎでは?
グローバルウェイの株価は、年初来安値(2021年7月21日)が73円、年初来高値(2021年11月2日)が4385円と、株価が約60倍にも跳ね上がっています。かつ、直近4か月のうちに、です。これほど急騰してしまっては、いつ大きな下げが来てもおかしくないでしょう。
実際のところ、ストップ高の回数も多ければ、ストップ安の回数も群を抜いて多く、ストップ安が連続することもありました。このように、いつストップ安が連続してもおかしくないと判断し、売り時と見たわけです。
以上の理由から、今回は9月1日に購入したグローバルウェイ株を11月2日の終値ですべて売却しました。
なお、株式を1対5の比率で分割したのち、さらに株式を1対3の比率で分割しているため、株価は15分の1、保有株数は15倍になりました。
グローバルウェイ(3936)
年初来高値(2021年11月2日) 4385円
年初来安値(2021年7月21日) 73円
購入時の株価(2021年9月1日) 6340円/株式分割後 422.7円
購入株数 200株/分割後 3000株
売却株数 3000株
売却時の株価(2021年11月2日終値)3375円
一株当たりの騰落率 698.4%