チャートとにらめっこ、かなり悔しい(慶応義塾大学 トリオネアさん)
10月28日(木)
今週(10月25日週)は、週の前半は大学の課題などに追われていたのもあってチャートを見る時間がほとんど取れなかったが、木曜になってようやく時間を確保できたのでポンド円のチャートを久しぶりに見てみたところ下の図1のようになった。
ちょうど値幅的には天井を付けてから反転して下落トレンドを形成しているところで、個人的に注目しているのは大きな青色チャネルの半値辺りを割り込んで三尊を形成するか、下落トレンドから反転して上昇トレンドを形成するかである。自分の中ではそこで大きく跳ねる可能性が高いと感じているので、上昇トレンドを作るシナリオを元にトレードしていきたいと思っている。
10月29日(金)
下の図1での細い右下下がりチャネルの上限付近にポンド円が夜頃位置してきたので、売りポジションを取ろうか迷ったのだが、完全に落ちるとは自信が持てなかったので結局ノーポジで静観することにした。図1よりもかなり細かく見た時に上昇の値幅的にもう少し上まで来る可能性を考慮していたので、翌日の土曜日(30日)にチャートを確認した時に勢いよく下落していたのを見て、かなり悔しい思いをした。
今週は結局ノートレードで終わったが、来週からは積極的に下落や上昇の波にうまく乗っていきたいと思う。
今週の損益は、プラス・マイナスゼロ。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
11月4日の英中央銀行(イングランド銀行)の金融政策会合では、FX会社の経済指標欄で見られる市場予想は「政策変更なし」でした。しかし、実際には半数以上が利上げを見込んでおり、ゴールドマン・サックスは0.15%の利上げ、0.4%もあり得ると予想していました。しかし、蓋を開けてみれば利上げはなく、投票比率も7対2で政策金利を決定、6対3で量的緩和を決定と緩和的でした。FRB(米連邦準備制度理事会)がテーパリング(量的緩和の縮小)を決定したタイミングであれば、引き締めに動きやすいとみていた市場参加者も多かったのか、ポンド円は2円ほど下落し、テクニカル的には150円台をつけにいく動きとなっています。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月29日現在 132万7907円