「これは自分の仕事ではない」なんて言ったら、居場所を失うかも
そういう人は、もし面接で採用担当者に気づかれなく転職できたとしても、結局は居心地が悪くなって、
「前の会社続けたほうが良かった」
「転職しなかった方が良かったな」
と思ってしまい、また次の職場を求めて......。そんな残念なことになるかもしれません。
また、こんな人もどうでしょう? 入社してすぐに
「前の会社ではどうだった」
「このやり方よりも、前の会社のやり方のほうが効率がいい」
などと、自分のやり方を通そうとして、既存の社員とぶつかってしまう可能性もあります。
もともと年齢の差というギャップがあるところに、さらに嫌われたら居場所がなくなってしまいます。まずは、自分から相手に歩み寄って信用・信頼を得るところから始めてみましょう。大企業の常識は中小企業には通用しないことはたくさんあります。
「郷にいれば郷に従え」と言いますが、まずはその会社のやり方を知ることが大事ですね。
中小企業やベンチャー企業は、大企業と規模も違いますし、仕事も細分化されていないこともあります。大企業の出身者は「えっ、営業が、人事がこんなことをやるの」と思う仕事もあるかもしれません。
特にベンチャー企業は、社長自らプレイヤーとして動くこともありますし、「これは自分がやるべき仕事じゃない」なんて言っていられません。
「この仕事はやったことがないからやりたくない」
と言っていたら、仕事がなくなって居場所がなくなってしまいます。
Kさん、大企業から転職するならば「やったことないことも挑戦する」そんな意気込みが必要です。50代だからと、あぐらをかいてはいられませんね。(ひろ子ママ)