好決算はコロナ特需による一過性なのか?
現在、ツインバード工業の株価は800円台と年度最高値の2395円の3分の1近くになってしまっていますが、これはコロナ特需が一服したと考えられているからです。
しかし、新型コロナウイルスのワクチンのようなバイオ医薬品には、従来の低分子医薬品よりも厳格な温度管理が必要であり、そのバイオ医薬品の2019年から26年の平均成長率は10%近くとされています=下記の参考リンク。
したがって、医薬品におけるコールドチェーン(低温物流)分野の成長は今後も続いていき、今回のコロナ禍におけるコールドチェーンの構築実績を持つ同社は、今後のさらなる成長を期待できると判断しました。
参考リンク「バイオCMO/CDMOの強化について」(経済産業省)
しかし、10月25日に新商品を11月に発表するというIR情報を発信したことで、一時ストップ高になったものの、翌26日には再び8%ほど株価が下落しており、今後の動向を読むことができない状態となっています。
そのため、再び上昇トレンドになったと判断するまでは購入を見送りたいと思います。
ツインバード工業(6897)
年初来高値(2021年 1月27日) 2395円
年初来安値(2021年10月25日) 788円
直近の株価(2021年10月29日) 849円
購入を見送り。
◆企業分析バトル カブ大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・月額200万円を投資金額の上限とするバーチャル投資です。
・投資対象は新興市場を含む、国内の上場企業の現物取引です。
・運用期限は最長で6か月。銘柄選定の最終月は10月になります。
・順位は11月末時点で、投資した銘柄(企業)の売買や配当で得た収益の騰落率で決めます。
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