ビットコイン続く上昇 含み益が膨らむ同志社大、明大は保有量の半減が裏目に......(第22節)【暗号通貨バトル Aグループ】

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含み益膨らみ、売却のタイミングを計る(同志社大学 しがないトレーダーさん)

◆ 今週の注目ニュース
   最近会った興味深かったニュース3つを紹介したいと思う。まずは、米国のビットコイン(BTC)先物ETF(上場投資信託)の初認可である。昨今のビットコインの大幅な上昇は、主にこのニュースの影響であると考えられる。一度も承認されたことのなかったビットコインETFだが、厳格な規制水準を持っていたSEC(米証券取引委員会)の態度が軟化し、史上初の認可が下りた。これは歴史的に重要な意味をもつことであり、今後も類似した金融商品の上場が続く可能性があるとされている。

   次に、米国版バイナンスでのフラッシュクラッシュである。大きな急落の原因としては、トレーディングソフトウェアのバグが引き起こしたと、公式が説明している。バイナンスだけではなく、他の取引所の価格も下がってしまい、ビットコインの価格は一時的に6万ドルを割った。

   最後に、イーサリアム(ETH)のETFに関する申請の検討である。米資産運用大手グレースケール社は、先週のビットコインETFに続き、イーサリアムETFの申請を検討していることを示唆した。イーサリアムETFが申請された場合、また、今月のような暗号通貨全体の上昇を期待できると考える。

◆ 今週の取引
   9月13日に481万4150円で買ったビットコインを保持し続けている。最高値を更新したビットコインだが、思った以上に利益確定による下落がなかったことから、長期的に見れば、今後も上がり続けるのではないかと考えた。

◆ 今後の戦略
   先週は記事を書けなかったため、述べることができなかったが、最高値を更新すれば、一度、利益を確定しようと考えていた。しかし、思った以上にビットコインの買いが強かったため、利益確定を保留。様子を見ている。今後、悪材料が多く出てしまった場合に限り、売りたいと考える。

   ビットコイン(0.002 BTC)を保有。4435円の含み益(先週比 プラス322円)。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
プロシェアーズのビットコインETF(上場投資信託)は活況。わずか2日で運用資産が10億ドルに達し、史上最速の記録を打ち立てました。なお、これまでの最速は、金のファンド(SPDRゴールド・シェアーズ )で、2004年に取引が開始され3日で運用資産が10億ドルに達したそうです。
ビットコインに万年強気派のアナリスト、トム・リー氏は、個人投資家に人気のETFであるインベスコのQQQの運用資産(20兆7000億円)を超えるという意見を出しており、他には1年後には5兆ドル規模になるのではという見方も出ています。なお、金のETFで最大の運用資産を誇るSPDR ゴールド・シェアが700兆円規模となります。

保有する暗号通貨 ビットコイン
前週からの損益  プラス322円
10月22日現在   1万4435円

同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学法学部2年。茶道部に入っており、趣味は読書と映画鑑賞。父親の影響もあり、幼いころから投資への関心が強く、2017年から暗号通貨市場に興味を持つ。夢は、積立投資で早期リタイヤし、やりたいことをして幸せに生きること。トレード自体は始めたばかりなので、初心者。半年間で暗号通貨を知り尽くすのが目標。
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/

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