武田薬品がまた希望退職者を募集
路線価によって相続税、贈与税の課税額が変わる。2021年路線価で相続税が上昇した駅ランキングが載っている。関東では、JR南武線の武蔵小杉と東急田園都市線のたまプラーザが1位、関西では京都市営地下鉄烏丸線の今出川がトップだった。
相続税額ランキングを見ると、関東では東京メトロ日比谷線の六本木、JR山手線の渋谷、品川の順。関西では大阪メトロ谷町線の四天王寺前夕陽ヶ丘、JR大阪環状線の森ノ宮、阪急神戸線の御影の順だった。
第2特集では、「武田薬品 製薬エリートの真実」と題して、外国人トップの下でリストラが行われ、多くの人が社外へ飛び出している現状をリポートしている。
昨年秋に国内営業部隊のMR(医薬情報担当者)を中心に希望退職者を募集した。30歳以上が対象で、約500人が退職したとみられるという。今回の対象は管理部門の一つ、「タケダビジネスソリューションズ(TBS)」の日本組織、TBS Japan。最大60か月分という手厚い特別退職加算金が出る見込みだが、今回も多くの社員が去るとみられる。それでも、第一三共とは待遇に大きな差があり、支店長クラスで最大1000万円の年収格差があるという。「西のタケダ、東の三共」と呼ばれた頃とは社内環境が異なる両者だが、「企業価値(時価総額)で見れば同じ5兆円」(10月15日終値時点)というのは示唆に富む、という含蓄のある見方を紹介している。