弁護士は増えた! でも、司法は身近になったのか?

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ネットが弁護士との距離を縮める

   さらに近年は、インターネットが司法を必要とする人との距離を縮めている。弁護士事務所がホームページを通じて無料相談を受け付けているほか、たとえば「弁護士ドットコム」や「弁護士ナビ」のような法律問題で悩んでいる人と弁護士のマッチングを図るリーガルメディアが立ち上がっている。

   「弁護士ナビ」を運営する株式会社アシロの取締役マーケティング部統括責任者、竹田津惇(たけたつ・じゅん)氏は、

「スマートフォンの普及やテクノロジーの発達に伴い、情報を検索するハードルが低くなったこともあり、インターネット上で弁護士や法律に関わる情報を得たいという消費者のニーズが高まっています」

という。

   同社では、無料で弁護士に質問を投稿できる「無料法律相談Q&A」サービスの提供を9月から始めており、弁護士の「敷居」を下げるとともに、利用者にあった専門性の高い弁護士とのマッチングにつなげていく。

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