「何もしない時間」を作ってみる
「在宅勤務が続き、お昼の時間も外にランチに行く機会も減っているので、ほとんどパソコンの前にいるんですよね。出勤時間がなくなったので、朝は少しゆっくりの生活になっているので、睡眠時間は増えているはずなんですけど、休めた気がしません」(Oさん)
Oさんのように、長く同じ会社で働いている人は、これまでの働き方、先輩方をみても有給を取っている人は少なかったと思います。新たな視点を知るために、機会があれば別の会社の20代、30代くらいの休みに対する考え方を聞いてみるといいと思います。お子様がそれくらいの年齢だったら聞いてみるのもいいですね。
「権利だから休むのは当たり前だ」という声だけでなく、「休むことで仕事のパフォーマンスが上がる」「考える時間ができるので、仕事にプラスになる」など、そんな答えが返ってくるかもしれません。
休んでしまったことに対する罪悪感から、「何もしない時間から生み出したもの」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
なかなか、すぐに切り替えは難しいかもしれませんが、まずはランチの時間はパソコンを見ないなど、少しずつ「仕事をしない時間」をOさんも作ってみてはどうでしょう。意外と緊急な連絡などなかったりして、ゆったりとした時間を過ごせるかもしれませんね。(ひろ子ママ)