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(中見出し)投信はもうおいしくない商品

   パート2では、投信商品を検証している。なぜ、投信業界は株高の下で「どん詰まり」になったのか。覆面座談会で内部事情を語っている。その中で、手を出してはいけない商品が浮かび上がってきた。

   株高の追い風を受けて、2021年8月の公募株式投資信託は9か月連続で流入超過。純資産総額は83兆円と過去最高を更新している。しかし、この1~2か月の売れ筋ファンドはグローバル株か米国株とつまらない状態だという。

   ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにしたアクティブファンドも増えているが、この人気は「ビミョー」だという。実体が伴わないのに見せかけているものも少なくなく、金融庁もESCファンドの看板と中身に厳しい姿勢を見せてきているという。

   「そもそも、銀行・証券にとって、投信は今やもう『おいしい商品』でなくなっている。彼らの関心が向いているのは、やっぱり保険です」という発言もあり、投信業界も曲がり角に差し掛かっているようだ。

   記事では、ほかに「ラップ口座」の高コストや運用効率の悪さを指摘している。ファンドラップは1年間で損する確率が、大手証券3社で36~43%にのぼるという衝撃の数字を明かしている。

   また、残高を伸ばす人気バランスファンドも運用効率がパッとしないらしい。個別株の組み合わせの妙で、インデックス投信の「いいとこ取り」ができる、極意も伝授している。

   証券会社はどこがいいのか? 主なネット証券と対面証券(インターネット取引)の手数料とサービスを比較した一覧表も便利だ。これから株を始めようという人には見逃せない特集になっている。

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