「貯金1000万円以上が20代で20人に1人、30代で10人に1人!」
イマドキの若い世代はシッカリ貯めていることが、貯金アプリ「finbee」(フィンビー)を運営するネストエッグが2021年10月14日に発表した「貯金・お金に関する調査結果」でわかった。
特に、25歳前後までの「Z世代」は、独自の「貯金ルール」を自らに課してドンドンお金を増やしており、末頼もしい世代だ。
貯金額は月平均4万3252円、月収の約1割を充てる
調査は10月17日の「貯蓄の日」にちなみ2021年9月27日~29日、全国20歳~60歳代の男女100人(各年代の男女200人ずつ)を対象に実施。世帯貯蓄が300万円以上の世帯は全体の約半数の48%と、昨年(2020年)の調査(43%)より5ポイント増えた=図表1参照。
貯蓄額が300万円以上の世帯数を年代別にみると、20歳代が昨年より11ポイント増の30%、30歳代が15ポイント増の33%となり、コロナ禍を経験したためか、若い世代がしっかりと貯金を増やしていることがわかる。
しかも、1000万円以上貯めている人が20歳代で4%、30歳代で9%もいる。これは20歳代で約20人に1人、30歳代で約10人に1人の割合だから、ちょっと驚きだろう=図表2参照。
全体では、毎月の平均貯金額は4万3252円で、月収の約1割を貯金に充てていることになるが、ここでも若い層の堅実ぶりがみてとれる。