トランクルームを「借りた・検討した」人は4割超
そうしたことから、増えた荷物を整理する解決策として、トランクルームを「借りた」人が13.0%、「(借りることを)検討した」人が28.7%と、合わせて41.7%の人がコロナ禍をきっかけにトランクルームの利用を考えたことがわかった=上表参照。
利用者からは、
「家の中に収納場所がないし、リモートワークも増えて家の中を綺麗にして置きたいから少しでも物を少なくするために借りてみた。」(30代、会社員)
「近くにトランクルームがあったことと値段が意外と手ごろだったため。」(30代、会社員)
といった声が寄せられた。
「荷物を整理するスペースができたり、今まで活用できていなかったスペースが使えるようになった」との声も少なくなかった。
また、トランクルームを借りたきっかけの多くは、「不用品整理・処分・譲渡前の一時保管」としての利用が28.2%で最多。「友人・親族のすすめ」が20.5%で続いた=下表参照。
トランクルームは荷物の保管だけでなく、荷物を整理するための一時保管のスペースとしての使い方ができるというメリットが見込めるようだ。
一方、トランクルームを借りるのをあきらめた人は、費用面や立地面(近くにない)、出し入れが大変などの理由があった。
なお、調査は2021年6月にインターネットで実施。サンプル数は、コロナ禍における荷物の管理や対策をした300人。