秋は行楽シーズン。運動会があったり、旅行に出かけたり、スニーカーが活躍する季節です。スニーカーは、疲れにくい靴ですよね。「通勤中でも履いていたい」と考えている方は、多くいらしゃいます。
その一方、「うまく履きこなせない」という声も多いのが、スニーカーです。今回は、スニーカーのコーディネートについてお伝えします。
スニーカー、服、バッグの相性はいいですか?
まず、スニーカーの色の選び方からお伝えします。通勤派も行楽派も、スニーカー初心者は、「ホワイト」または「ブラック」を選ぶのがオススメです。どんな服にも合わせやすいんです。
「ホワイト」は、なるべく他の色が入ってないものを選びましょう。ロゴなどに他の色が入っていても、ほぼ白のものが合わせやすいです。
「ブラック」のは、全部黒よりも、ソールが白だったり、シューレース(靴ひも)が白になっていたりするものが、オススメです。足元が重くなりすぎず、コーディネートに抜け感が出ます。
どんな色を選べばいいかわかったら、つぎはコーディネートの問題を解決していきましょう。では、通勤スニーカー派のコーディネートはどうしたらいいでしょうか?
通勤でスニーカーを履く時に注意したいのは、全体のコーディネートです。特にスニーカー、服、バックの3点の相性が良くなるようにしましょう。
スニーカーはカジュアルなアイテムですよね。そのため、スーツなどのかっちりしたビジネスファッションや、革のかっちりしたバックを持つと、スニーカーが浮いてしまいます。
残念ながら、日頃からスーツを着用している方や、カッチリしたファッションが必須の方には、スニーカーはオススメできません。どうしても通勤で履きたい方は、履き替え用の靴を会社に置いておきましょう。
通勤でスニーカーをオススメできるのは、社外の人と会わない方、社外の人に持ち物を見られる心配がない方などです。このような仕事の服装に縛りがない方は、たった一つのアイテムを変えるだけで、通勤スニーカーコーデができるようになります。それは、バッグをリュックにするだけでいいんです。また、パンツスタイルもスニーカーと相性がいいですよ。
オススメは「足首」が見える9分丈ボトム
通勤のスニーカースタイルがわかれば、運動会や行楽も考え方は同じです。ただ、こちらはカジュアルにしすぎると子供っぽくなってしまいます。そこで、ボトムに気をつけましょう。オススメのボトムは、足首が見える9分丈のもの。
たとえば、ロングスカートでも、足首が見える丈のものとスニーカーを合わせます。パンツだったら、9分丈のパンツに合わせましょう。
オススメできないボトムといえば、デニムや黒スキニーなどの細身のパンツ。デニムだと子供っぽく見えてしまいますし、黒スキニーなど細身のパンツと合わせると、ダンサーっぽくなってしまいます。
写真は、私のコーディネートです。
写真左から、通勤スニーカースタイル、履き替え社内スタイル、カジュアルスタイルです。通勤だったら靴の履き換えを前提に、服を選びます。パンツスタイルとリュックで綺麗めなトップスをサンドウィッチすることで、カジュアルすぎない通勤コーデになります。
一方、行楽用のスニーカーコーデであれば、ロングのシャツワンピを着て、足首の見えるコーディネートにしました。
スニーカーでは、
・ 色
・ バッグ
・ ボトムス
を気をつけることで、子供っぽさから卒業できます。
ぜひ、スニーカーコーディネートをマスターして、秋の行楽シーズンを楽しんでくださいね!
(入澤有希子)