「声」と「話し方」を変えるだけで年収が上がるのはなぜか?【尾藤克之のオススメ】

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読むだけでわかるあなたの声チェック

   次の文章を、ふだん話しているときと同じ声の大きさで、休まずひと息で読んでみましょう。息継ぎせずに、ひと息で読むようにしてください。これは、秋竹さんが推奨している声チェックの方法です。みなさんも、楽しみながらチャレンジしてみてください。

「ははは ある日 昼に ニヒルな母 アヒルにひるんで ハハハと笑った」
「もしも、ひと息で言えなかったなら、腹式呼吸がきちんとできていないのかもしれません。ハ行というのは、ほかの音と比べて、より多くの息を必要とします。ハ行を続けると息切れしてしまう場合は、声を出すための『腹式呼吸』ができていない可能性があります。呼吸、特に『吐く息』をしっかりと出すトレーニングが必要です」

   と、秋竹さん。

   次もふだんの声量で、ひと息で読んでください。できるだけ早口でお願いします。

「ママまみむめも パパぱぴぷぺぽ ババばびぶべぼ」
「ラダレデロド ラダレデロド ラダレデロド」
「マ行、パ行、バ行は、発声時の口の周りの筋肉の動きが大きく、舌や唇、表情筋などがスムーズに働かないと、早口で言い切ることができません。一つめの早口言葉が苦手な人は、表情筋を鍛える必要がありそうです。ラ行は舌を大きく早く動かす音です。ラ行が連続する二つめの文で舌がもつれるなら、舌の筋肉を鍛えるといいでしょう」

   秋竹さんは、そうアドバイスします。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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