決行!?「冷蔵庫の中ピカピカ作戦」
スーパーに行き、食べたいものがあれば買ってしまう。家にどんな食材があるのかを考えずに、衝動買いしているのが原因だった。やましたさんは「ため込まなくても、食材はいつでも買いにいくことはできるのです」と書いている。まずは、「冷蔵庫の最上段を断捨離」してみようと勧めている。
冷蔵庫のボディを磨くことも提案している。日頃、私たちの食を守ってくれていることに感謝を込めて。余力があれば、「冷蔵庫の中ピカピカ作戦」を。全部の棚を外して水洗いする。あとはタオルで磨きあげる。いい運動にもなり、クリーンな冷蔵庫に生まれ変わるはずだ。
冷凍庫の中に「忘却食品」はないだろうか。なんとなく残り物をタッパーに入れ、なんとなくとっておいて、なんとなく安心しているだけではないだろうか。
食べきれなくて残す。使いきれなくて余る。この現実を潔く受け入れることだと指摘している。適正な量の食材を買う。食品ロスをなくすには、その基本に立ち返ることだと気がついた。
(渡辺淳悦)
「1日5分からの断捨離」
やましたひでこ著
大和書房
1650円(税込)