在宅勤務で新しい生き方を見つけた人と孤独を感じた人、その違いはどこから?【ひろ子ママの教訓 その74】

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変化を受け入れることには年齢は関係ない

   Aさんは、今の在宅勤務の働き方が好きとおっしゃっているのですが、孤独にはどうやって向き合ったのでしょうか。

「私の場合は部下とのコミュニケーションを積極的にとるようにしました。新しい働き方の中で、部下に孤独を感じさせないようにというミッションがあったので。あとは在宅勤務の中でも、それぞれの仕事に対しての価値を感じてもらうために、プロセスをなるべく評価するように心がけました」(Aさん)

   物事の変化には周りからの支援も有効ですよね。Aさんの場合は部下に対しての働きかけから、ご自身への向き合い方につながっていったんですね。

ガッツポーズ

   先日、生命保険の見直しをしました。以前は対面での手続きが必須でしたが、コロナ禍によって保険会社の手続きもオンライン化していたんですね。担当が70代の方だったのですが、オンラインツールの使い方を覚えている最中でした。手続きに時間がかかりましたが、頑張っている姿を応援したくなりました。

   一方、オンラインツールを使えないから「辞めたい」と言っている同年代の方もいるようです。どんな年齢だとしても変化に対応するためには、まずは受け入れることなのかもしれません。

   もしかしたら今後、Aさんも誰かと比べてしまい「自分には何もないんじゃないか」「周りに比べて取り残されているんじゃないか」と不安に襲われることもあるかもしれません。そんな時のために、今やっている趣味からでも自分の変化を実感しながら過ごすことが大事だと思います。自分の能力を高め磨くことはこれからの時代、ずっと必要なことなのかもしれませんね。

   新しい生き方を見つけた人と孤独を感じた人の差は、「物事」に対する考え方次第なのです。Aさんは趣味を見つけて続けているので、ぜひ、引き続き趣味からの広がり方も楽しんでみてください。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
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