ビットコイン勝負のゆくえ! 短期売買の明大VSガマンの継続保有、職業大と同志社大(第18節)【暗号通貨バトル Aグループ】

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ビットコインは戻るはず!(同志社大学 しがないトレーダーさん)

◆ 今週の注目ニュース
   今週はやはり、中国の恒大集団が金融市場をかき回したと言って過言ではない。恒大集団のデフォルト懸念から、金融市場は急落した。欧州、米株や、日経平均の急落などに繋がり、ビットコイン(BTC)は約15%下落した。

   続落すると考えられていたが、恒大集団が国内債券保有者と利払いについて協議を行ったとの報道をきっかけに、相場は戻りを見せた。また、政策の方針転換が警戒されてした、米連邦公開市場委員会(FOMC)や、TwitterのBTCライトニングの導入などにより、相場の流れは回復へと向かって行くように見えた。

◆ 今週の取引
   回復を期待されていたBTCだが、買いと売りの圧力が拮抗しており、上げきれないレンジ状態であると考える。今後、どちらに相場が傾くかはまったく読めない状態であるが、この大会が終わる11月までを考えると、ビットコインは戻ると考えたので、ホールドすることにした。

◆ 今後の戦略
   BTC相場がどちらに傾くかわからないので、様子見するしかないと考える。基本的にこのようなまったく読めない状況の場合は、新たなポジションを持たないほうがいいと考える。

   総資産は、0.002 BTC保有。9月17日にあった664円の含み益から、25円の含み損。先週比でマイナス689円。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
相場のテーマとなっていた恒大集団ですが、9月29日に盛京銀行株の売却により1730億円規模の現金を得ることに成功したと報道がありました。同社の年内の利払いは755億円規模。そして、年明け1月30日に米ドル債3億ドル満期を迎えることを差し引いても600億円規模が残ります。5か月程度は安泰のため、ひとまず目先の悪材料は排除されたといって良いでしょう。
なお、第2の恒大集団がリスク材料ですが、9月27日には中国大手不動産デベロッパー、融創中国が負債総額16兆9507億円を抱えており、政府に支援を求めていると報道がありました。しかし、市場の反応はほとんどありませんでしたので、今のところ中国の不動産市況でのリスクオフは後退と判断できそうです。

保有する暗号通貨      ビットコイン
前週からの損益      マイナス689円
9月24日現在          9975円

同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学法学部2年。茶道部に入っており、趣味は読書と映画鑑賞。父親の影響もあり、幼いころから投資への関心が強く、2017年から暗号通貨市場に興味を持つ。夢は、積立投資で早期リタイヤし、やりたいことをして幸せに生きること。トレード自体は始めたばかりなので、初心者。半年間で暗号通貨を知り尽くすのが目標。
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/

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