9割の人ができてない! 衣替えでセンスアップまでかなう方法(入澤有希子)

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使用頻度の低い服には「役割」を持たせる

   ここでよく、「もう着ないけど、思い出の服はどうしたらいいですか?」と質問をいただきます。大切な人に譲ってもらった、〇〇の記念に取っておきたいなど、思い入れのある服ってありますよね。それは、手放す必要がないので、専用の保管ボックスに入れておきましょう。増えすぎるようでしたら、何か基準を設けて選別しましょうね。

   次に「好き嫌いに関わらず、よく着ている服」についてです。このカテゴリーの服は、今手放すと困る服になります。

   好きでよく着ているものは、あなたが大事にすべき服です。一方、好きじゃないけどよく着ている服は、今後買い替えを検討していきましょう。どんな服の買い替えを検討すべきかが、わかると買い物にムダがなくなります。

   そして、「使用頻度に関係なくお気に入り」の服についでです。このカテゴリーは、ぜひ大事にしましょう。本来、服には役割があります。服は、TPOに応じて使い分けますよね。使用頻度の低い服は、「お出かけ専用」などの役割を持たせましょう。必要な場面で、気持ちよく着られるよう、大事に保管しましょう。

   ここまで整理できると、「こんなものが欲しいな」と買い物すべきものが具体的に描けたのではないでしょうか。このような作業を年に2回程度すると、クローゼットはすっきりし、風通しが良くなります。そして、ムダなく欲しいものが買えるようになります。

   さらに、この作業の時に、手持ち服の写真を撮っておくのもオススメです。どんな服を持っているのか自分で把握できていると、プロにも相談しやすくなります。買い物で、店員さんに見せると、的確なアドバイスをもらえますよ。クローゼットの整理でセンスアップもかないます。(入澤有希子)

入澤有希子(いりさわ・あきこ)
入澤有希子(いりさわ・あきこ)
パーソナルスタイリスト
美容専門学校・高等学校色彩学講師
ミスユニバースビューティーキャンプ講師、テレビの変身企画スタイリストなどを経験。フリーランスでパーソナルスタイリストをしつつ、最近はベンチャー企業でセカンドOLデビューを果たした。働くママの大変さを実感し、働くママ100人へのインタビュー活動「we MAMA」を立ち上げる。さまざまな働き方があることを伝える活動も実施中。法政大卒。37歳。
ブログ https://ameblo.jp/akiwasa/
ホームページ https://daily-ands.jp/authors/573a7efc73f3212f79f6339b
we MAMA https://note.com/we_mama
著書に「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」(Kindle版)がある。
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