「『掃除は女性社員がやるもの』という流れになるのが怖い」
しかし、圧倒的に多かったのは「本業の事務をおろそかにして、掃除ばかりに夢中になるほうが悪い」という批判の声だった。
「派遣社員は業務内容が契約で決まっています。そして、それに見合った給与を支払っているのです。総務で経理事務をすべきところ、掃除だの、お茶出しだの、雑用をメインにして、本来の仕事でミスをするって本末転倒もいいところ。申し訳ないけど、私が上司ならあなたみたいな人はいりません。それこそ真っ当な『掃除のおばさん』を雇います」
「総務の仕事が10から6に減っているのはかなりマズイですよ。掃除のおばさんを雇いたいわけじゃないのだから、正社員どころか派遣の更新がないかもしれませんよ」
「以前勤めていた小規模のデイケアに、介護福祉士の人がいたのですが、本当に仕事ができなくて、必然的に雑用することが多くなるのです。でも彼女は気にかけない。なぜなら『大好きな掃除に時間をかけられるから』。彼女の要領が悪くて時間がかかる作業を、工夫して時短でできるようにしたのですが、時短した分の時間を掃除に使うのですよ。なので、介護士としての仕事がいつまでもできませんでした。いつもあなたを見ている上司の言葉が本質です」
一方、投稿者が職場で掃除をすることによって、「掃除は女性社員がやるもの」という流れになるのが怖いという意見も多かった。
「私は掃除だ、手料理だと、仕事とは違うことをやたらにやる人が苦手です。その人が勝手にやっているのはいいですが、それを利用する人が必ず出てくるので。一人がやることで『掃除は女子社員がやるもの』みたいな流れにされると、勘弁してよ、と思います」
「特に女性上司は、女性が掃除することに腹が立ちます。女性が掃除すれば、周りも掃除は女性がするものだと考えるでしょう。私も女性の部下には、女性という理由で雑用をしてはいけないと言っています。女性という理由で雑用を頼まれた場合は、すぐに報告するように伝えています。報告を受けたら、頼んだ人を注意します。整理整頓や掃除なんて家でしてください」
「あなたの会社は、掃除の担当はどのように決まっているのですか? 正社員で働く母としては、職場で性差別的な行動をされると、つらいです。掃除の担当が決まっているなら、その担当がする。決まっていないなら、みんなで平等にやるべきです」