固定資産管理システムでトップクラス 「プロシップ」を分析(慶応義塾大学 すんぴぴさん)【企業分析バトル】

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   みなさん、こんにちは。すんぴぴです。

   東証1部に上場するプロシップ(3763)を分析しました。同社は、売上高500億円以上の上場企業向けに固定資産管理ソフトをパッケージ形式で提供、運用しているソフトウェアベンダーです。

  • 固定資産の管理には手間がかかる(写真はイメージ)
    固定資産の管理には手間がかかる(写真はイメージ)
  • 固定資産の管理には手間がかかる(写真はイメージ)

管理に手間! 会計と税務で分かれる評価法

   プロシップが手掛ける固定資産管理システムは、なかなか聞きなじみのない言葉かもしれませんが、複雑な資産を担当者が効率的に管理できるようサポートするためのシステムです。

   固定資産は、会計と税務で償却や評価方法が異なるため管理に手間がかかります。また、会計制度の中でも比較的頻繁に制度が変わり、そのたびに計上方法を見直す必要にも迫られます。最近ではIFRS(国際財務報告基準)に対応させる必要のある会社も出てきています。

   プロシップが提供するシステムは固定資産の管理に特化しており、税務と会計の2つの帳簿に分けて単一資産を管理できる点や、会計制度が変更されたらすぐにシステム上で反映される点などが優れています。

   各業界トップ10社の中ではシェア50%を超えており、固定資産管理では圧倒的に強いことがわかります。

   海外にも支社を持っており、今後は海外展開も見据えているものと考えられます。

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