英ポンド、下落に転じて......(慶応義塾大学 トリオネアさん)
9月14日(火)
先週の金曜日(10日)に、1ポンド=152.400円で「売り」エントリーしたポジションを抱えたまま週明けの火曜日を迎えたが、いまだ下落する気配がなく、やはり狙っていた価格帯まで待てば良かったと少し後悔していた。
22時過ぎに大きく下落し始めため、若干の含み損がプラスに転じてくれて、ホッと胸をなでおろした。目標値は相も変わらず、下の図の右肩下がり水色ラインである。
9月18日(土)
結局、今週はポジションを決済したり、新たに持ったりすることもなく終了した。正直なところ木曜で安値を更新してくれなかった時点で、建値まで戻ってくるようなレンジとなる動きも覚悟はしていたが、金曜にかけて落ちやすい形を形成してくれたので安心した。
週末の分析では上の図1の赤の平行ラインが短期的な節目と見てそのライン辺りまで落ちてくるようなら、その付近での反応を観察してみようとも思う。このまま落ちていくにしても、どのような角度で落ちていくのかや、細かい上下などもわかっていないことが多いので、こまめに動きを確認しつつ、うまいことポンド円の波に乗っていきたいと思う。
先週からの持ち越しポジション:1ポンド=52.400円での「売り」
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
週の最高値圏での売りポジションを取り、ナイストレードですね。直近、高値を更新したものの利益確定売りが多く、なかなか相場が動かないまま米ニューヨーク市場を迎えトレンドが転換する相場でした。米消費者物価の伸びの鈍化に大きく反応したため、売りやすかったかもしれません。そして、この結果から、市場の物価への注目度の高さがわかることとなりました。
ドル円よりも、上値が重くなりつつある英ポンドを売った選択も良かったですね。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
9月17日現在 110万5057円