ビットコイン、同志社大「絶好の買い直し」 継続保有の職業大、明大はズルズルと......(第17節)【暗号通貨バトル Aグループ】

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ビットコイン、指値を解消して買い直し(同志社大学 しがないトレーダーさん)

◆ 今週(9月13日週)の注目ニュース
   私が今週一番衝撃を受けたニュースは、米ウォルマートのライトコイン(LTC)決済導入の報道である。トレーダーなら、今週誰しもが振り回されたニュースだと思う。

   9月13日、一部メディアの米小売最大手のウォルマートが暗号資産、ライトコインと提携して決済に導入するという報道で、ライトコインは一瞬にして35%ほどの急騰を見せた。しかし、直後にウォルマートがその報道に対して否定し、同じ値幅の急落が起こった。これは、1時間ほどの出来事であり、他の暗号通貨も連動して急騰して急落した。

◆ 今週の取引
   今週のビットコインは、上昇トレンドであった。今週の取引としては、米ウォルマートのライトコイン決済導入の報道の否定による急落時に指値をキャンセルし、下落が落ち着いたところで、ビットコインを買った。

ビットコイン現物の1時間足のチャート図
ビットコイン現物の1時間足のチャート図

   上図は、GMOコインのビットコイン現物の1時間足のチャートである。481万4150円の青い水平線が、私がビットコインを買った場所である。0.002 BTC買った。今週の値動きからすれば、絶好の場所でポジションを持てたと考える。

   買った根拠としては、当時の相場は下落傾向であったが、長期的に5万ドル回復に向かうと考えていたからである。しかし、一番大きな要素としては、ウォルマートのライトコイン決済導入の報道である。

   急騰した後の、急落が急騰よりも大きかったことと、ふだん個人的に取引している時に見ているTradingliteのチャートで大きな清算が見られたからである。それ以外にも複数存在するが、機会があればまた述べようと思う。

◆ 今後の取引
   この大会が始まってから、まったく買うタイミングをつかむことができなかったが、今週、最も良い場所でポジションを持つことができ、うれしく思う。今日(9月19日)少し下落を見せているが、長期的にポジションを持とうと考えているので、来週までは様子見で行こうと考える。

   664円の含み益。0.002 BTCを保有。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
米ウォルマートの報道は、非常に驚くところでした。内容よりも、市場を瞬く間に5%も持ち上げる反応の大きさです。過去にも、アマゾンやアップルの同様の報道(すべて否定)があった際も、同じくらいのインパクトがありました。
これは、いつかは実現する可能性が高いと考えられます。そのため、もしそうなった際に、相場がどの程度上昇するかというモノサシになるでしょう。なお、近く材料が出そうな大手上場企業は、ジャック・ドーシー氏が率いるツイッター社の分散型取引所(DEX)リリースあたりではないかと筆者はにらんでいます。

保有する暗号通貨     ビットコイン
前週からの損益     プラス664円
9月17日現在       1万664円

同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学法学部2年。茶道部に入っており、趣味は読書と映画鑑賞。父親の影響もあり、幼いころから投資への関心が強く、2017年から暗号通貨市場に興味を持つ。夢は、積立投資で早期リタイヤし、やりたいことをして幸せに生きること。トレード自体は始めたばかりなので、初心者。半年間で暗号通貨を知り尽くすのが目標。
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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