「きっと元の値段に...」と失敗(明治大学 akiさん)
こんにちは。akiです。
今週(9月13日週)は気になったニュースに加えて、これまでの取引の反省会を行いたいと思います。
まず、先週(6日週)の時点で、赤字の出ていたリップル(XRP)は今週も下落傾向が抜けず、1XRP=100円台にまで落ち込みました。手持ちの暗号通貨は約10XRP。評価額が一時、1500円台だっただけに損切りするまでに時間がかかってしまいました。今、反省すると、先週の時点で損切しておけば痛手は少なかったと思うのですが、先週の段階では「きっと元の値段ぐらいに戻る」と希望的な捉え方をしてしまい、今週まで持ち越してしまいました。リップルを損切り。
今回の反省点は、購入する時に売却するタイミングを決めておかなかった点です。ビットコイン、リップルと順調に利益を出していましたが、リップルの値上がり幅の大きさから、利益の後追いをしてしまいました。
先の2回の取引では、「だいたい1週間後には上がっているだろう」という予想と「1週間後に今の評価額から500円以上下がっていたら損切しよう」という最低ラインを設定していました。
しかし、今回損切したリップルは「もう少し上がりそうだから追加で購入してみよう」という出口のない追加購入によるものだったので、毎週の値動きを見ても前回からの値動きを計るのみになってしまいました。
この2週間の反省を活かし、次に購入する時には売却するタイミングを予め決めること、チャートを1日に1度確認する習慣を身に付けることの2点を念頭に置いて判断したいと思います。
今週のニュースで一番気になったものは、イーサリアム(ETH)のバーン量が1000億円を超えているというニュースです。
以前、自分の記事でもイーサリアムのバーンについては記述しましたが、8月5日に改善案EIP-1559が実装されて以来のバーン量の総額が1000億円を超えたそうです。現時点では、計30万950ETHが永久的に焼却されており、マーケットの拡大と共にETHのデフレ資産性に注目が集まるのではないでしょうか。
来週はETHのチャートを中心に、次に購入する暗号通貨を検討したいと思います。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
イーサリアムのバーン量は、好材料として投資家から注目を集めています。そんななか、中国恒大集団の問題により、アップデート直後の価格にまで売られてしまいました。シンプルに見ると「お買い得」です。相場の中心が仮想通貨から逸れていますが、デフォルト懸念が後退すると買い意欲旺盛となる価格帯ではないでしょうか。
また、リップルといえばSBIグループが国内初の仮想通貨ファンドを組成するのではないかという報道(CoinDesk)があります。そして、11月9日〜10日にはリップル社が主催する年次大型イベント「Ripple Swell Global」が開催予定です。そのため、大型材料への期待で注目が集まりやすいといえます。
前週からの損益 マイナス190円
9月17日現在 1万1332円
◆ 多忙のため、取引をお休みしました(慶応義塾大学 1028)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
9月17日現在 1万7円
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール学生投資連合USIC
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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