人のことは気にせず、「個」を見つめる
アイドルはグループを卒業した後、俳優として、モデルとして、事業家として、どう活躍していこう、どう生きていこうと、そのセカンドキャリアに向けての下準備(個人のブログやグループ以外の活動のこと)をしていた人も多いのではないでしょうか。
アイドルのセカンドキャリアは、会社員の転職に似ている部分があります。会社員も転職する前には「個」として売り出すための下準備が必要だといえそうです。
長く一つの会社にいて、年齢が上がっていくにつれ、「こうあるべきだ」という固定観念ができあがっていきます。知らないうちに、世間一般のルールや定義に考え方が閉じ込められてしまっているのです。
自分の中の「個」を見つめると、どうしても誰かと比べてしまうことがあるでしょう。たとえば......。
・他人と比べて自分には特別なスキルはない
・自分以外の人のことが気になる
・自分にはないものばかりに目がいってしまう
こんなふうに考えてしまうと、ネガティブになるばかりで「個」を見つめ直すこともできません。そこで考え方を変える癖をつけてみましょう。
・他の人と比べて自分には特別なスキルはない
→ 自分が成し遂げたこと、やり遂げたことに目を向けてみましょう
・自分以外の人のことが気になる
→ 相手に対して、競争意識を持ってしまうこともあると思います。そこで自分自身が競争相手であると考えてみましょう。
・自分にはないものばかりに目がいってしまう
→ ないものばかりに目を向けてもキリがありません。「今あるもの」に感謝してみましょう。
Oさんはいますぐ、早期退職制度を使わないにしても、会社の組織の一員ではなく「個」としての自分自身を一度見つめ直してはいかがでしょうか。(ひろ子ママ)