リアルとオンラインでこれだけ違う! 「予備調査」と「カットイン」で躓かない方法(藤崎健一)

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タイミングを見て電話コールを仕掛けると......

   その結果、タイミングを見て電話コールを仕掛けると、過去に電話アプローチに対して冷淡な対応だった企業から「いつも貴重な情報を届けてくれてありがとう」と挨拶されるようになり、「ヒアリング」にも快く応じてもらえる企業が増えたと言います。

   さらには、「相談に乗って欲しい」「こんな課題を解決した事例はないか?」など、メール配信先企業からの問い合わせも入るようになり、業績に結び付くオンライン営業スタイルが確立できたのです。

   相手先の周辺情報という「営業知識」を「予備調査」で得てニュースにまとめ、継続的にメールでお届けする「カットイン」活動を展開し懐に入り込む、そんなオンライン営業の好事例といえるでしょう。

   次回は、別パターンでのオンライン営業「カットイン」好事例をさらに紹介します。

※ 藤崎健一社長プロデュースで大関暁夫氏がコーディネーターを務める、無料ウェブセミナーが、9月22日(水)に開催されます。テーマは、「コロナに打ち勝つ変化に強いビジネスモデル」。回転寿司チェーン元気寿司の法師人尚史氏、ビジネスモデル研究の第一人者である兵庫県立大学川上昌直教授を迎えて、アフターコロナを見据えた戦略論を聞きます。実施詳細およびお申し込みは、こちらからお願いいたします。

   参考リンク:「改革のカリスマ経営者が 大学教授(ビジネスモデルのエキスパート)と語る 変化に強い店舗経営」ビズキューブ・コンサルティング株式会社

大関 暁夫(おおぜき・あけお)
株式会社スタジオ02 代表取締役 企業アナリスト
東北大学経済学部(企業戦略論専攻)卒。1984年、横浜銀行に入行。現場業務および現場指導のほか、出向による新聞記者経験を含めプレス、マーケティング畑を歴任。全国銀行協会出向時には対大蔵省(当時)、対自民党のフロントマンも務めた。中央林間支店長に従事した後、2006年に独立。銀行で培った都市銀行に打ち勝つ独自の営業理論を軸に、主に地域金融機関、上場企業、ベンチャー企業のマネジメント支援および現場指導を実践している。
メディアで数多くの執筆を担当。現在、J-CAST 会社ウォッチ、ITメディア、BLOGOS、AllAboutで、マネジメント記事を連載中。
1959年生まれ。
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