プライベート商品で利益率アップ
決算説明資料からは、同社独自のプライベート商品の開発が進んだことも業績の好調さに寄与したとされている。業務スーパーといえば、低価格でボリューミーな海外からの輸入商品が多いイメージが先行する。しかし、神戸物産としては国内で自社グループの工場を多く増やし、原価や味、品質管理を自社で調整するプライベート商品を展開することで、利益率の向上を目指していく方針が示されている。
また、同社は外食・中食事業やエコ再生エネルギー事業も手掛けているが、コロナ禍の影響もあって業務スーパー事業に比べれば、まだまだ成長途上である。
ただ、事業の多角化を推し進めている姿勢や、この10月期に増配を予定しているように、今後の事業展開に明るい兆しが見える。
テクニカルの観点からも、一時期は買い残が多く溜まり上値が非常に重かったが、今は反対に売り越し状態。さらに上場来高値圏と、かなり良い状態といえる。そこで、神戸物産を8月31日の終値4280円で、200株買いたいと思う。
神戸物産(3038)
年初来高値(2021年9月13日) 4660円
年初来安値(2021年6月 2日) 2671円
株式取得時の価格(2021年8月31日) 4280円
取得株数 200株
慶応義塾大学 も~り~
慶應義塾大学商学部 4年。投資スタンスは、基本的にデイトレード。持ち越しは絶対にしない。市場の予期せぬ変化により、大きな損失を被る恐れがあるため。ファンダメンタルは基本的に見ない。機関投資家などのスペシャリストに勝てる見込みがゼロに等しく、優位性がないため。なので、基本的にテクニカル。資金の流れで銘柄選定しています。