副業解禁! 社外取締役やアドバイザーの道をどう拓けばいいですか?【ひろ子ママの教訓 その71】

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   きょうは、上場企業で管理職のYさん(50代)がいらっしゃっています。

「先日、会社で副業が解禁されたので、何か始めてみたいと思っています。最近は『趣味が仕事になった』という記事を目にしますが、私はこれまでの管理職経験を生かして、社外相談役やアドバイザーなどの立場としてビジネスに関わってみたいと思っています。しかし、応募しても、なかなか受かりません。役員経験がないからなのでしょうか?」
  • 管理職の経験を生かした副業ってありますか?(写真はイメージ)
    管理職の経験を生かした副業ってありますか?(写真はイメージ)
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自分ができることを細かく整理してみる

   Yさんは、管理職の経験を生かして、社外相談役とかアドバイザー的な立場の仕事をしてみたいということですが、その立場になったらYさんは「何ができるか」「何を提供できる」のですか? まずは、それを考えてみましょう。

   大事なのは、Yさんが社外取締役、アドバイザーになって「何をしたいか」ということよりも、Yさんがその会社に対して、その立場になったことで、どんなことをその会社に提供できるかどうかということです。一部上場企業の管理職とだけ履歴書に書かれていても、残念ながら書類は通過できないでしょう。

・新規事業の立ち上げ経験がある
・50名の部下をマネジメントした経験がある
・営業だけど数字に強い
・技術だけど交渉力がある

   自分の提供できるものと、相手の求めているものがマッチしているか、「どうすれば欲しいと思ってもらえるのか」を考えてみましょう。

   また、たとえば知り合いに仕事のことで困っている人がいたら、その相談に乗ってみてはいかがでしょう。「こんな経験がお役に立てるんだ」と求められることが見えてくるかもしれませんよね。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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