上昇したビットコインをすべて売却 (職業大学校 さっちんさん)
みなさん、おはようございます。さっちんです。
今週(8月30日週)は142円の利益となりました。経緯は、先週(8月9日週)に1BTC(ビットコイン)=500万7040円の時に1万142円分を購入。16日時点で1万243円になり、6069円分を売却。4174円分は保持したままにしていました。
その後、ビットコインの価格は上昇。9月3日時点で1BTC=550万円になりました。そのタイミングですべて売却。8月23日週と比べてプラス142円となりました。
最近のニュースで面白いなと感じたニュースはエルサルバドルのホセ・シメオン・カーニャス中米大学(UCA)は8月中旬、ビットコインの法定通貨に関する意識調査の結果が出てきたことです。
8月13日から20日にかけて、1281人を対象として実施されていました。結果として、回答したエルサルバドル人の約70%が、ビットコイン法を廃止すべきだと考えていること。また回答者の約80%が、ビットコイン用の電子ウォレット「Chivo」をダウンロードして使うことに、ほとんど興味がないと回答していました。
この結果から、私は日本でQRコード決済のPayPayの取り扱いが始まった当初を思い出していました。当時は何に使えるかわからない、システムなども消費者の視点からすると不安で、あまり使いたいとは思っていませんでした。
最近では当たり前のように使っている電子決済も、よくよく考えれば大学入学当時は全然使っていなかったし、財布を持って外に出るのが当たり前でした。
しかし、たった2~3年で外に出てもスマホさえ持っていけば事足りるようになりました。なので、この意識調査から2~3年後に同様に実施したときに、エルサルバドルの国民がどのようにビットコインを評価するのか今から楽しみです。
では、また来週!
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
エルサルバドルでビットコイン法案に反対する人が多いことは、さまざまな調査でわかっています。そもそも、エルサルバドルの方の多くが、ビットコインを使ったこともなければ、知っている人も少ない状況です。
その社会で、わずか3か月で法定通貨にするといわれると、多くの人は不安に感じるのは当然です。スマートフォンですら、誕生直後は「ボタンがないなんておかしい」など、反対の声が多かったものです。
エルサルバドルでビットコインを導入する目的は、銀行口座を持たない7割の人のための価値の保存と投資だといいます。しかし、そういった教育がほとんど行き届いていないところが問題でしょう。また、ビットコインの価格変動の大きさも不安材料のひとつです。これを、一つひとつを時間をかけて当局が浸透させることができるまでは、利用状況は伸びづらいのではないでしょうか。
前週からの損益 プラス142円
9月3日現在 1万1622円
◆ 今週は部活が忙しかったため、取引をお休みしました(同志社大学 しがないトレーダーさん)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
9月3日現在 1万円
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール学生投資連合USIC
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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