アプリの比較、ブロックチェーンの中で最強
そもそも、イーサリアムでどのようなことができるのでしょうか――。イーサリアムのブロックチェーンでは、送金以外にもさまざまなアプリケーションを動かすことができます。
スマートコントラクトと呼ばれる、プログラムの自動執行機能を活かし、金融やゲーム、業務支援やSNSなど、ブロックチェーンの特性を活かした、多くの種類のアプリケーションがあります。
なかでもイーサリアムのアプリケーションは最も数が多くなっています。集計サイトのDappsRadarでは、下記のように他のブロックチェーンよりもダントツで多くのアプリが登録されています。
1. イーサリアム(ETH):約2400アプリ
2. トロン(TRON):約1300アプリ
3. イオス(EOS) :約570アプリ
イーサリアムはさまざまなWebサービスに応用できるため、エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(通称:EEA)と呼ばれる連合群があります。EEAには、500以上の企業が加盟しており、マイクロソフトやトヨタ、KDDIなど有名企業も多数名を連ねています。
イーサリアムは急激に価格を上げましたが、今後、まだ数年間かけて開発を行っている最中です。
開発が進む中で、イーサリアムの手数料が安くなり、アプリケーションが増えるかもしれません。また、2021年に業界では爆発的に流行しているNFT(非代替性トークン)もイーサリアムネットワークが利用されているため、さらに運用しやすくなるかもしれません。
あと10年も経つと、イーサリアムを使ったサービスが、さまざまなところで使われている未来がきているかもしれません。(ひろぴー)