50代、「残業は当たり前」 昭和脳から抜け出す方法【ひろ子ママの教訓 その70】

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   きょうは、50代管理職のTさんです。

「会社全体でも、『働き方改革』によって残業時間に対する意識は高まっていますが、実際、私は会議などが終わって、それからようやく自分の仕事時間がはじまります。そうすると、結局は自分の仕事が時間内に終わらず、残業してしまっています。今は、在宅勤務中ですが、恥ずかしながら『残業は当たり前』な生活をしていて、なかなか昭和脳というのか、昭和の時代の考え方から抜け出せていませんね」
  • 頑張りすぎていませんか?
    頑張りすぎていませんか?
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「頑張ることが美学」だと思ってしまう

   特に昭和の時代には「残業は当たり前」「遅くまで仕事を頑張ることが美学」だと、残業している人は「頑張っている人」「責任感が強い人」というようなプラスのイメージがありました。

   時代は平成、令和と変わり「働き方改革」の進展で、残業に対する考え方、意識が変わりつつありますが、Tさんは一気に意識を変えることは難しいのではないでしょうか。

「そうですね。仕事を残すことに対しても罪悪感を持ちますし、楽をしてはいけないと、思ってしまうんですよね」(Tさん)

   Tさんのように、日本人は「一生懸命努力しなければいけない」「苦労してからこそ成功できる」と無意識に「頑張ることこそ美学」だと思ってしまう傾向が強いため、「?しなくてはいけない」と頑張り過ぎてしまうことが多いのです。「成果が出ないから......。結果を出すためには......。もっと頑張る」と、ある意味、頑張ることに依存してしまうのです。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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