コロナ禍を追い風に、新たな教育スタイルを。「すららネット」を購入(明治大学 MRさん)【企業分析バトル】

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すららネット、コロナ禍にあったサービス

   【再投資】次に、新たにすららネット(3998)を買う。

   同社のサービスはeラーニングを中心としており、学習塾や学校、自宅学習をサポートしている。また、海外へのサービスも展開している。小学生から高校生まで5教科のICT教材を提供しており、一人でも進められるドリルや講義だけでなく、現在の学力を知るための診断テストまで受けることができ、外出自粛をしながらも学習環境が整えることができる。

時代に合った学びを(eラーニングのイメージ画像)
時代に合った学びを(eラーニングのイメージ画像)

   8月20日には川崎市が、21日には横浜市が8月中の市立の小中学校一斉臨時休校を決定した。この流れで、続々と他県や他市でも臨時休校が進めば、同社の業績にも大きく寄与することが期待できる。

   半面、懸念点としては、海外マーケットが学校閉鎖などによって業績にマイナスの影響を与えていることが挙げられるが、同社は国内向けのサービスが中心であるため、大きなマイナス要因ではないと判断する。

   業績をみると、第2四半期時点は増収増益と見た目は良い。しかし、通期業績予想の売上高に対しての進捗率は48%と未達の可能性も考えられる。営業利益に関しては、通期業績予想が弱気の減益予想のため第2四半期で進捗率は80%となっている。

   コロナ禍がこのまま寄与するようであれば、前年度の営業利益を上回ることも期待できるのではないか。

参考リンク:すららネット(3998)「2021年12月期第二四半期決算短信」(2021年8月22日確認)

   株価をみると、昨年からの「巣ごもり」というテーマのもと、夏から秋にかけて4倍近くまで上昇するも、昨年10月以降下がり続けていた。結果、今年8月に入って、急騰する前の昨年5月頃と同じ水準まで戻した。

   底値が見えない状態であったが、8月20日に反発して8月2日に開けた窓を午前の時点で埋めたことや、2000円から3000円までの出来高が他の価格帯に比べたら軽いことから、完璧な反転とは言えないが、チャート改善を願って買って見たいと思う。

   以上のことから、テーマの注目度が高く、株価の位置も大きくリスクはないと判断し、8月20日の終値2039円で100株購入する。ただし、長期的に注目されるテーマではないため、短期から中期で早めの利益確定も視野に入れたいと思う。損切りラインとしては、約マイナス5~10%と早めの損切りを考えておく。

イーブック(3658)
年初来高値 (2021年8月6日)     4135円
年初来安値 (2021年2月24日)   2212円
取得時の株価(2021年6月21日)   3020円
取得株数 100株
売却時の株価( 2021年8月17日)  3530円
売却株数                100株
1株あたりの利益 プラス510円(騰落率16.9%)

すららネット(3998)
年初来高値 (2021年1月4日)     5940円
年初来安値 (2021年8月18日)     1604円
株式取得時の株価 (2021年8月20日) 2039円
取得株数                100株

明治大学 MR
明治大学政治経済学部2年。日本株をコロナ禍で始める。基本的に短期かデイトレでの取引。特に、IPO(株式公開)に興味があり、新規IPOを調べてサークルで定期的に記事を投稿。趣味は、読書で小説は綾辻行人の「フリークス」、漫画は「キングダム」を愛読。 さらなる企業分析する力やテクニカル分析の力、記事を書く能力を身に付けることが、この大学対抗戦の目標。神奈川県出身。
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