「高収入」「転職に有利」だけはなかった! 若手社員が打ち明けるコンサルティング業界、人気急上昇3つの秘密

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「昇進するか、さもなくば退職するか」の厳しさ

自分の提案がクライアントに受け入れられるとうれしい(写真はイメージ)
自分の提案がクライアントに受け入れられるとうれしい(写真はイメージ)

   また、自身の仕事ぶりに対して、上司やクライアントからフィードバックを受ける機会が多く、改善点がはっきりすることで、成長できる環境にあるという意見が多かった。特に外資系コンサルティング会社に特徴的だ。

■ベイン・アンド・カンパニー「PDチャットというカルチャーがあり、Professional Development(専門能力の開発)のためにいろんな人と面談を設定してアドバイスをもらえるシステムがある。そのため、プロジェクト内だけでなく、プロジェクト外の人からも仕事に関してインプットをもらえるので、非常に勉強になる」(コンサルタント、女性)

■マッキンゼー・アンド・カンパニー「Up or out(昇進するか、さもなくば退職するか)が徹底されており、一定のポジションに立ち止まって楽をしながら過ごすことは許されず、常に成長を求められる。ただし、成長のためのサポートは、周囲からのフィードバックやコーチングなど、十分すぎるほどにあり、勝手に一人で成長しろという冷たい空気は一切ない」(コンサルタント、男性)

■ボストン・コンサルティング・グループ「間違いなく普通の企業にいるよりも圧倒的なスピードで成長できる。プロジェクトチームは数名程度と、少人数で関係者が少ないため自然とコミュニケーション・フィードバックの頻度が高くなる。また、プロジェクトごとに通知表のようなもので自分のパフォーマンスをプロジェクトマネージャーに評価され、詳細レベルで自分の強みと改善点を理解することができる」(コンサルタント、男性)

■デロイト トーマツ コンサルティング「2週間に一度『Check-in』と呼ばれる隔週フィードバック面談があり、今後のパフォーマンス発揮に向けた『Good』『Improve(改善、向上)』『働き方に関する共有事項(休暇予定、プロジェクトへの要望)』を伝える機会がある。これが自身の成長・キャリア開発に非常に役立っている」(コンサルタント、男性)

■アビーム コンサルティング「わからないことも、とりあえず自分でできるだけやってみたうえで、その結果にフィードバックをしてもらえることが多い。そのため、自分で考える機会や、改善のための気づきの機会は多くあると感じる。また、どうしようもないときは相談に乗ってもらえるため、丸投げされている印象がない。自分の業務に関する知識とやり方についての成長は、上司や先輩からフィードバックをもらえるし、面談をしてもらっている」(アナリスト、女性)

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