医療崩壊に現実味...... 株価の重石に 米国のテーパリングが大きなテーマ(8月30日~9月3日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 上値重く、レンジ相場の動き

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円50銭~110円50銭

2021年8月27日(金)終値 109円82銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、レンジ内の動きか。

   前週のドル円相場は、1ドル=110円台前半で上値の重い展開となった。一時1ドル=109円台半ばまでドル売り・円買いが進んだものの、その後、1ドル=110円台前半まで値を戻すなど、量的緩和縮小の時期を巡る思惑で上下した。

   今週のドル円相場は、レンジ内の動きとなりそうだ。相場の最大のテーマは量的緩和の縮小(テーパリング)時期となっており、要人発言や経済指標の結果によってレンジ内を上下している。

   今週は9月3日に8月の雇用統計が発表されるほか、米国の貿易収支などの経済指標が発表されるため、その結果が注目される。

   経済指標は、国内では8月31日に7月の有効求人倍率と完全失業率、鉱工業生産、9月1日に4~6月期の法人企業統計、8月の新車販売台数などが予定されている。

   海外では、31日に中国の8月の製造業PMIと非製造業PMI、米国の8月の消費者信頼感指数、9月1日に米国の8月のADP全米雇用統計とISM製造業景況指数、2日に米国の7月の貿易収支、3日には米国の8月の雇用統計とISM非製造業景況指数などが予定されている。

(鷲尾香一)

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