本書は、超初心者にもわかりやすく書かれた在宅ワーク入門書です。
副業全般ではなく「在宅ワーク」に注目した点が興味深いところです。専業主婦から在宅で起業し、これまで200人以上の女性に在宅ワークのノウハウを教えてきた経験から、成功するコツが、わかりやすくまとめられています。
「無理せず毎月5万円！ 超初心者でも稼げる在宅ワークの始め方」（野川ともみ著）あさ出版
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「占い師は時代に影響されることなく、つねに需要がある」（写真はイメージ）
占い師になりたい！
ビジネスのアドバイスを経営コンサルタントに求めるのと同じように、心のアドバイスを占い師に求める経営者は少なくありません。占い師は時代に影響されることなく、つねに需要があると、著者の野川ともみさんは言います。
「オンラインや電話、アプリで占いをすることもできるため、自宅で占い師として働く人も増えています。話を聞いてもらいたいという欲望はいつの時代も多くの人が抱くものです。相手のよき相談相手になることでリビーターにつながり、安定した収入が得られます」
「スキルを身につけるには、本で独学する以外に、占い師養成講座で学ぶのもいいでしょう。尊敬する占い師の弟子になり、雑務を手伝いながら技術を磨いていくという方法もあります。また、カウンセリングのような側面もあるため、人の気持ちを察して寄り添うスキルも身につけるとよいでしょう」
野川さんは、そう説きます。
見込み客を増やすにはSNSなどで情報を発信する必要があります。最近では「ココナラ」など、スキルを売買するWEBサイトに登録し、占いをスキルとして販売する人も増えています。
「ココナラ」は単価が安いことからこれだけで多額の収入を得ることはできません。占い会社に登録するなど露出するための施策が必要になります。
野川さんがオススメする働き方は次の３つです。
（1）エキストラ・友達を占う/お茶代
占術を学んだら、友達を診断してみましょう。SNSなどで無料モニターを募集し、実績を積むのもよいでしょう。
（2）個人鑑定をする・1人3000円
在宅でできる電話占いやオンライン占いができるWEBサイトに登録し、個人鑑定を行います。尊敬する占い師に弟子入りし、雑務を手伝いながら実績を積み、稼ぐという方法もあります。
（3）占術を伝える講座を展開する。年商3000万円
オリジナルの占術を開発し、それを広めて弟子を増やしたり、占術を伝える講座を開いたりします。有名になると著名人のお抱え占い師になったりする人もいます。占いカフェや占いバーを経営して、お客様の悩みを解決しながら店舗経営をするのも良策です。
占いは当たると大きい
あまり知られていませんが、筆者は占いコンテンツの権利を所有しています。
参考リンク：「 iモード向け占いサイト『恋愛の神様DX』に『恋愛EQ診断アプリ』」（ITmedia 2005年6月21日）
「恋愛EQ診断」は日本初の「iモード課金型アプリ」として2005年6月にカットオーバーし、最盛期には会員約10万人を集めました。筆者も「Drビトー」として関連番組の三竹占い（テレビ朝日系列）やコンテンツに登場しています。
このコンテンツは、課金型アプリで@52円です。1課金=3.6円×総課金数が収入になります。毎月平均すると5～6万人の課金がありました。1か月では14～15万円の収入です。毎月、占いコンテンツを公開して1年を経過した頃には、月額100万円をゆうに超していました。これがコンテンツビジネスの面白さです。
大手に掲載するには難易度はアップしますが、占いは夢のある企画です。コロナ禍で副業や在宅ワークに注目が集まっています。ライター、ハンドメイド作家、オンライン秘書、カウンセラー、コーチなど、16のオススメ職種を紹介。この本を読むことで、あなたも在宅ワークをスタートできるでしょう。（尾藤克之）
